MaiWay研究室

TDRストーリー

川崎真衣

魅惑のチキルーム The Enchanted Tiki Room

突然現れた青いいたずらっ子の正体は・・・?

魅惑のチキルーム

チキの神様が祭られる平和なチキルームに突如鳴り響くドーーーン!!という衝突音。 何だ?こんな夜中に、と探しに外へ出てみると、そこには見たこともない赤い宇宙船。 持ち主を捜しましたが、その夜は見つかりませんでした。

翌日、外を見てビックリ。そこら中に青い足跡と落書きが!青いペンキはチキルームをもっとカラフルに塗り直そう、と準備していたもの。 それがこんな惨事を巻き起こすことに!見てみると、外だけでなく中までそのペンキの足跡が続いています。 結局探せども探せども、宇宙船と足跡の持ち主は見つかりません。

魅惑のチキルーム

チキルームには今日もゲストの皆さんと一緒に歌って盛り上がろうとハワイからやってきた4羽の鳥、ワハヌイ・マヌ・マヒナ・ハウオリが。 気にせずショーをはじめていると、突然現れる壁の落書き、メロディーとは違う奇妙な音、奇怪な笑い声・・・ パニックになった臆病なマヌは『チキの神様のリーダー、"ビック・カフーナ" を怒らせたんだ!』と大慌て。ショーが進むにすれ、その正体が明らかに。
宇宙船を衝突させ、ペンキで足跡や落書きをつけ、ショーの最中に変な音を出していた全ての犯人は・・・スティッチ!

しかし、スティッチはイタズラがしたかったのではなく、みんなとオハナ(家族)になって、自分もショーに出たかっただけなんです。 最後はみんなスティッチを受け入れ、鳥も花もチキの神様も、そしてスティッチも仲良く歌うにぎやかなショーがここに実現したのでした。

キャストを支えるストーリー

チキルームに祭られる神様は全部で6人。
ペレ(火と火山の女神)、マウイ(いたずらな太陽を手なづけた神)、ヒナ・クルウア(雨の女神)、 タンガロア・ルー(東風の女神)、コロ(真夜中のダンサー)、ヌゲンディ(地球のバランスを保つ神)
キャストはいずれか一人の神に仕え、チキルームに遊びにくるゲストを神に代わって楽しくご案内!

宝の持ち腐れを起こしてませんか?

このアトラクションは、オープン当初からあるもので、これまでに2度のリニューアルをしました。 『鳥と花による楽しいミュージカルショー』という基本コンセプトはずっと変わらずに、登場するキャラクターや音楽の変更が行われてきました。

今はスティッチという人気が非常に高いキャラクターを起用しているため、観ていかれるゲストは多くなっていますが、 それ以前はあまり集客の多くないアトラクションでした。 しかしこのアトラクション、ディズニーランドにとって非常に深い意味を持ったアトラクションなんです。

魅惑のチキルーム

鳥やスティッチがまるで本物の様に歌い、動くこの技術を「オーディオアニマトロニクス」と言いますが、 このオーディオアニマトロニクスを作ったのはディズニーのイマジニアと呼ばれる技術者達なんです。この技術を使って初めて息を吹き込まれた人形が、 この"魅惑のチキルーム"の鳥達なんです。今パークでゲストを楽しませている人形達は、すべてここを原点にして生まれ育っているんです。

そう考えてみると、なぜそんな大切な物を当初のまま残しておかずに、リニューアルを2度もかけてしまったんだ?と思われる方もいるかもしれません。

『進化をやめないこと』それがディズニーの基本理念といっても過言ではないでしょう。
大切にしてきたものをないがしろにするのではありません。むしろ大切で尊いからこそ、より今のニーズに合わせることで、 大切にしてきた技術を多くの方に知ってもらい体験してもらう方が優先されることだと判断されているのでしょう。

売れている商品を、売れているからとそのままにしていませんか?
慢心して進化をやめるということは、人がだんだんと離れていく一番の原因です。
最近モノが売れなくなったのは、本当に不景気のせいですか??